◇清水公照・・元東大寺管長。207・208世別当。明治43年兵庫県姫路市生。龍谷大卒。書、絵画を得意とする。教学執事、大仏殿主任、二月堂主任、執事長等を歴任。平成11年歿、享年88歳。
◇且坐(しゃざ)・・「且」は「まぁまぁ」とか、「さて」とかの呼びかけの語で、師匠が弟子を落ちつかせるために、あるいは弟子が師匠に真理について問いかける時などに使用される。且坐喫茶(まぁ、座ってお茶でも召し上がれ)また、茶の湯で七事式の項目のひとつ。
◇田原陶兵衛(十二代)・・大正14年生。萩焼深川本窯の次男。兄の11代陶兵衛に師事。昭和31年12代陶兵衛を襲名。古萩の技法の再現に心血を注ぎ、その功績により昭和56年山口県から無形文化財保持者に認定される。平成3年没。
◇出来のよい茶碗です。
◇40年前頃の作品。
◇東大 遊叟(ゆうそう)・・かつて、西塔の遊僧と呼んだ弁慶から、幾度か遊僧と使っていたが、僧を叟に代えたらと、閃いた。還暦で翁と呼び、古稀から叟と呼ぶことになっているとか聞いてる。その叟を使って、遊叟にしてやろうと苦笑いしたのである。(奈良新聞より)